IDIOMA : ESPANOL
1958年、キューバ革命前夜の華やかなハバナ。離婚したアリシアは10歳の息子サムエルを連れ、母ヴィオレータの家に転がり込んだ。しかし、奔放なアリシア、反抗期のサムエル、気難しいヴィオレータの共同生活の始まりは、決して易しいものではなかった。キューバ革命進行下のハバナを横糸に、ささやかな日常の一コマ一コマを縦糸に織り込まれたこの物語は、初めての死、初めての恋に直面し戸惑うサムエルの成長と、それを見守る祖母ヴィオレータの微笑ましい絆を描く。しかし、革命の勝利の瞬間と、二人の別れの時は刻一刻と近づいていた・・・。