LBFF 2013 10th Anniversary / 第10回ラテンビート映画祭

58歳・離婚歴ありのグロリア。子供たちの独立後、生きがいを見つけられず、一人寂しい夜を過ごす毎日を送っている。意を決して足を運んだお見合いパーティーで、グロリアは７つ年上の元海軍将校ロドルフォと出会う。まもなく恋に落ちた二人だったが、元妻や娘から金をせびられるままのロドルフォの姿に興ざめし…。
老いへの不安、孤独感を抱えながらも、自立して生きようとする中年女性の生き方をリアルに描いたヒューマン・ドラマ。
グロリアを演じたパウリナ・ガルシアは2013年ベルリン国際映画祭で女優賞を受賞。製作は『NO』『トニー・マネロ』のフアン・デ・ディオス・ララインが務めている。監督のセバスティアン・レイロは、LBFF2006の『聖家族』に次ぐ出品となる。
2014年アカデミー賞外国語映画部門チリ代表作。