クラウディア・リョサ監督が映画祭に参加します。
不思議なリアリズムとネオリアリズムの完璧な融合。本年ペルー映画で最多受賞作。
(マデイヌサはペルーの人里はなれた山奥の村に住む少女。その村は聖週間を変わったやり方で祝う風習がある。聖金曜日から復活祭の日曜日まで、村中でやりたい放題できる。というのも、その期間には罪が存在しない。神が死んでいるので、お咎めなしというわけだ。何をしても許され、罪にはならないのである。マデイヌサと妹と村長の父親はこの風習を今も守っている。しかし都会から1人の若者がやって来て、すべてが変わってしまったように見えた…。マデイヌサは若きファム・ファタルであり、犠牲者であり、戸惑う思春期の少女、はたまた、たちの悪いジュリエット、純潔の聖母である。